クビ予定の今の会社で、一昨年新人君が配属になりました。
顔はイケメン君なんだけど、ちょーっと中身が不思議ちゃんで、意外とピュアでお付き合いが長続きしないと悩むような男子です。w
いや〜、この子が、私から見ると決してできない子ではないですし、頑張っているんだけど、変なとこにこだわって立ち止まって悩んじゃうことが多いんです。ww
配属直後に仕事の仕方、進め方が分からない気持ちが分かるので、そういった話で盛り上がっていたら、この新人君に懐かれた。www
で、新人教育も私の仕事の一つになった。………余計な仕事を背負い込むクセがあるらしい。😅
もちろん、部署内にはペアでお仕事をしてくれる社員さんもいますが、その方に教えてもらった内容で、ちょっとしたことに引っかかって納得できなくて立ち止まる子なので、その疑問点を解消するべく、よく相談に来ます。
で、入社した年末頃に任されたお仕事の色々がピークに達して、爆発しました。(爆)
「もう、分かんないっ!」
と泣きそうになりながら、相談に来たので、私も色々仕事が立て込んでたのだけど、こんな状態の人間を放っては置けない。
彼に向き直って
「よし! じゃぁ、一つ一つ整理してみようか」
と、抱えているお仕事を聞いて、じゃ、それを完了するには何をするべきか、何が必要かを一つ一つ、一緒に考えていきました。
何十年と新人と接触がなかったので、この相談事のレベルが低いのか高いのか全く分かりませんが、そりゃ分からないよなぁ〜と私は思いました。
大学卒業してまともに事務職をやった事のない人間が仕事の内容をすべて理解してタスク管理やスケジュール管理・調整なんてすぐに出来るはずもない。
でも、超一流企業に入る新人ってこういう事も出来て当たり前なのかなぁ?
いずれにしても、それがすぐに出来るなんて思うなよ!事務職なめんな!
って事で、説明をする中で、理解していないなと思ったのが、エンドユーザーへの考え方。
エンドユーザーは其々の仕事で違いますが、仕事の基本はエンドユーザーにご満足いただく事なのではないかなと思っております。
満足とは、頼まれごとを完了して納期までに確実に納めること。
依頼されている仕事のエンドユーザーを考えて、その方に満足して頂くために何をすれば良いか考えるように話をしました。
まぁ、仕事の考え方はそれぞれなので上記がよい説明の仕方だったとは胸を張って言えませんが、今の会社はメーカーなのでいつか本当の顧客と接する機会がある可能性が高いので、エンドユーザーを大切にする心得を強く伝えてみました。
それが彼の心に響いたらしく、昨年の新人成果発表ではエンドユーザーの大切さへの気づきについて発表したそうです。(爆)
余談ですが、この歳になると、出来の悪い子ほど可愛いって言葉がよく分かるわ。www
そして、何か我が子のようにも可愛く思える感覚が分かるようになっちゃいました。(爆)
理子乃助は子供がいないので、甥っ子の成長ぶりを見ている錯覚に落ちいります。
まるで生まれた時から知っている気分。
この子がいつか結婚して子供連れているところに出会ったら、爆笑しちゃいそうです。そんなに大人になったんだぁって、思いながら。w
新人と接して、色々と気が付かされる事も多かったですね。
新鮮な時間を過ごさせてもらいましたね。w
勉強させてもらいました。ありがとうって彼に伝えたいと思います。