救命救急センターで待っていた時、ご高齢の男性というか雰囲気を伝えるなら小柄なおじいちゃんと書かせて頂きますがその方が二つショルダーバッグを下げて目の前を歩いて行った。
どう見ても一個は女性もののような感じで、1人で対応している感じを受けて、なんだか切なくなった。
他にもご家族はいらっしゃるかもしれなくて、まだ来ていないだけなのかもしれないけど、寄り添ってあげたくなった。
自分もたまたま義姉と甥が来てくれたから1人ではなかったですけど、1人だったら………辛い。
1人だったらと想像しておじいちゃんの心情を想像すると………。
いつも感じるんだよね、こういう時に。
こういう人の生死が常に隣り合う現場で、弱っていく人達、その家族にどうしても目が行ってしまう。
理子乃助がこういったボランティア?を始めればいいのだけど、入り込みすぎてあっという間に壊れる自分が想像できてしまって、何も始められない………。
何もしない自分が情けなくて悔しくてごちゃごちゃの感情になるので患者家族として病院には関わりたくないと思ってしまうんです。