ピアニストの辻井伸行さんの動画がYouTubeにアップされていたので、なんとなく見た。
19世紀のピアノを弾いているものだったんだけど、クラシックも楽器も詳しくないのでよく分かんないんだけど、音がチェンバロって言うのかな?今のピアノの音色と違っていて、この音の方が好きだなって感じた。
そして、その音色は辻井さんが弾いてるからなんだろうなと素人目でも思うほど、音が嬉しくて飛び跳ねている様に聞こえた。
ラ・カンパネッラ?を弾いていたんだけど、こんなに若々しい音色になるものなんだと感じた。
他の方が弾いているとどうも悲壮感漂う悲鳴にも似た感情が渦巻いている曲にしか聞こえた事がなかったから。
その後、コンクールで優勝した時のドキュメンタリーもYouTubeにアップされていたので、見た。
でも、正直、全くクラシックや楽器に詳しくない私にとっては、どれも素晴らしく素敵で、だけどこれの前に見た動画ほどに心の琴線に触れるものは感じ取れなかった。
でも、優勝者発表時のお母様の涙には、もらい泣きしてしまった。
練習は苦ではなかったとご本人はお話しされていましたが、その周りでお母様やお父様がどれだけご苦労されて来たかと考えてみたら、泣けた。
アラフィフの年齢になると子供がいなくてもついつい親目線になってしまう。
そしてご本人の努力を思うと自分が情けなくなった。
無職確定時が迫って来るにも関わらず、何もせずにダラダラしている自分が、それをコントロールできない自分が……辛い。
美しい音色に癒されたが、あっとう言う間にメンタル落ちた。w